知識が増えたら世界が変わった話
今週の授業では、知っていることが増えると世界が変わる話をした。
世界が変わった話は、狩猟免許を取得する前後の僕の実体験。
(もう一つは別の機会に書きたい)
それまでは小さい鳥は小鳥とかスズメの仲間くらい、カラスにはハシブトとハシボソがいるってことくらいしか知らなかった。
僕には鳥や小動物に関する知識が圧倒的に足りなかった。
散歩で鳥をみても風景の一部でしかなく、記憶に残ることはないし意識することも無かった。
狩猟免許を取るための勉強をした後に狩猟鳥獣の名前や姿、足跡なんかの知識がつくと風景が変わった。
正確には、風景の方から情報が飛び込んでくるようになった。
今までスズメ(狩猟鳥獣)と一緒くたにしていた中には、モズやカワラヒワ(非狩猟鳥獣)が混ざっていた。
カラスにはミヤマカラスがいるらしいが見たことが無いのでカラスを見かけたら判別するような習慣がついた。
他の鳥にも興味が出てきて、駐車場でちょろちょろ走っている小鳥を調べてハクセキレイだと知った。
いや、興味があるから調べるというより、知識の足りない部分を補いたいって欲から調べたのかもしれない。
どちらにしても散歩に出かけるたびに色々発見があるのは楽しかった。
今までの風景がガラット変わる経験は生徒にも体験してもらいたい。
狩猟免許のための勉強から散歩の楽しみが増えたように、定期試験のための化学の勉強から役に立つことが増えたら良いね。
例えば水素水や重曹クエン酸みたいな情報に出会ったときに色んな風景が見られるようになりたいね。