一つだけのノート
講義のノートは、オリジナル参考書になるように考えている。
演習になったとき、間違えた問題の単元をすぐに見直せるようにしておきたいからだ。
ノートのとり方は生徒に任せているけど、たった一つだけ注文をつけさせてもらっている。
キリのいいところ(単元の変わり目とか)で、「一行しか書いてなくても次のページに移ってね〜。」
と言って、ページを変えてもらっている。
空いたところには、演習のときに間違った問題が貼り付けられる。
(間違わなかったら、空白。…それが理想なんだけどね。)
そのノートは自分だけのオリジナル。
気をつけることが満載のノート。
入試のとき、勉強道具はどうしてもかさばる。参考書やノート、図表なんか持って行くことになるからね。
だから、せめて化学だけでも軽くしてあげたい。
正直、センター試験には、このノートと図表があればいいんじゃないかと思っている。
できる問題は何回やってもできる。気をつけるのは間違えた問題だけだ。
そして、それはノートに載っている。
自分で一生懸命作った参考書…これほど心強いものはないからね。